食と食への支援
当施設で行っている、食と食への支援
国家資格を持った「管理栄養士」が行う栄養ケアマネジメントで、食環境を改善
当施設は、管理栄養士が常勤2名配置しています。栄養士と聞いて、給食の献立や給食を作る給食管理を連想される方も多いかと思います。給食管理は、管理栄養士ではなく、栄養士が主に行う仕事です。管理栄養士の主な仕事は、ご利用者の栄養管理、栄養ケアマネジメントを行います。栄養ケアマネジメントとは、ご利用者の健康を維持・増進、または改善に向けて栄養を通してサポートする仕事です。具体的には、体重やBMI、食事の状況、摂取量、採血データ、摂食・嚥下状態などの情報を分析し、根拠(エビデンス)を基にご利用者に必要な栄養量と支援内容を多職種とともに維持・増進、または改善に向けた計画書を作成、実施し、評価を行います。
施設内だけではなくて、ご利用者の家族も支える「栄養の地域拠点」を目指して
施設にご利用されている利用者様だけでなく、通所をご利用されている方をはじめ、在宅生活されている方への栄養管理も関わり、地域の栄養管理の拠点としての役割を担います。地域共生社会で老若男女問わない在宅生活者の栄養をサポートする管理栄養士として身近な存在として栄養サポートする“ファミリー管理栄養士”として関わらせて頂きます。
ファミリー栄養士とは「家族の食(栄養)を支える身近な存在」
- 食生活の改善が必要と言われたけども…
- 最近の水分や食べ物で咽ることが増えたけども…
- 子供に栄養をしっかり食べさせたいけど…
- この食材で何か作りたいけども…
さまざまな “けども…” の答えを出す助けになるのがファミリー管理栄養士です。
栄養は、食べ物に含まれ、食事は、すべてのライフステージに関わるため生活に身近です。最近では、そのような身近な食事から次のような方も多くなっています。
- 栄養をしっかり摂れていない子ども
- 生活習慣病で療養食(治療食)の対応をしなければならない方
- 食べ物をあまり食べられなく低栄養になってしまう高齢の方
- 高齢や疾患により障害をもって水分や食べ物をうまく飲み込めない方
- 食事を自分で作ることができなくなってスーパーの総菜をいつも食べている方
ファミリー管理栄養士は、ライフステージだけでなく、そのような方にも、そしてあなたとあなたの家族の健康を食(栄養)から支援する役割です。